emacs に skk パート1

SKK を導入する。SKKは「simple kana to kanji conversion」の略で、ローマ字入力で漢字とかなの切り替え箇所を「自分で指定する」Emacsの日本語インプットメソッドである。SKKについては
http://ja.wikipedia.org/wiki/SKK
を参照。これを偏愛すると、Emacsだけですべて仕事を済ませるようになるか、Emacsの他でもこれを導入しようとしてしまう。私も、一時期、こればっかりを使っていたが、今は、UbuntuのemacsではこれとMozcと併用している。

Macではのおかげで、左右のコマンドキーを英字と漢字の切り替えができ、Ubuntuも
https://miyazakikenji.wordpress.com/2013/05/20/sputnik-%E3%81%AF-us%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AB/
にあるように、同様のことができる。それなので、通常のGoogle IMEやMozcを使っても、ほとんど不満がない。しかし、コマンド入力時にちょっと不便なことがある。たとえばEmacsで「C-x b」を実施する際、かなのままだと「b」を入力するとき半角変換の必要がある。デフォルトの「C-/」で利用可能な日本語インプットメソッド(たぶん「たまご」とよばれていて「いへんたせてめんなさい」の略のはず)を使えばその点は解消されるが、ただこの漢字変換、昔のアイドル写真集並に今では全く通用しない。Ubuntuでは「emacs-mozc」を簡単にインストールできるので、これは解消される。

なお、SKKも「skk-search-web.el」を導入すれば、ネットがつながっている状態でGoogleのサーバーにアクセスして漢字変換をやってくれる。通常のSKKでちょっと困るのは、漢字とひらがな境目の大文字にする場所がわからなくなることである。私は「むずかしい」が「MuzuKasii」か「MuzukaSii」かが時々わからなくなる。こうしたときに「skk-search-web.el」は、Google先生に尋ねて、正しく変換する。さらに、人名にも強く、自分で漢字とひらがなの使い分けできるので、いろいろ集めたSKK用の固有名詞辞書が無意味になってくる。この「skk-search-web.el」に慣れてしまうと、きっとオフラインのときの差に愕然とするでしょう。

ともかく、Ubuntuでのインストールの仕方は、

sudo apt-get install ddskk skkdic skkdic-extra

である。ただ、
http://openlab.ring.gr.jp/skk/ddskk-ja.html
によると、Emacsのバージョンが「24.3」以上だとうまくいかず、SKKのバージョンを15にする必要があると書いてある。

Ubuntu13.04にあるのはバージョン14.4である。ただ理由はわからないが、私の環境ではうまく使えている。もし使えなくなったら、コンパイルするか、(rubikitch / るびきちさんのツィートによると)「~/.emacs.d/init.el」に

(put 'modeline 'face-alias 'mode-line)

を付け加えればよいそうである。

以下、実際にコンパイルのやり方を書く。macでも同様の手順でよい。
1)準備
http://openlab.ring.gr.jp/skk/maintrunk/
で最新版(この時点では15.1)のddskkを入手して解凍してフォルダに移動。 フォルダ内の「SKK-CFG」 の末尾に以下を追加。

(setq SKK_DATADIR "~/.emacs.d/etc/skk")
(setq SKK_INFODIR "~/.emacs.d/info")
(setq SKK_LISPDIR "~/.emacs.d/lisp/skk")
(setq SKK_SET_JISYO t)

さらに、辞書を入れる。

curl -O http://www.ring.gr.jp/archives/elisp/skk/dic/SKK-JISYO.L.gz
gzip -d SKK-JISYO.L.gz
mv SKK-JISYO.L dic/

2)コンパイル
以上の準備のもと「make install」を実行すればよい。なお、macなら

make install EMACS=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs

とEmacsの場所を設定する。環境によって場所は違うかもしれない。

さらに「skk-web-serch.el」を実行させるため、

mv ./experimental ~/.emacs.d/lisp/skk/

と移動する。必要ならバイトコンパイルする。

前置きが少し長くなったので設定ファイルや使い方は次回に。なお、windowsの導入はフォルダ内の「makeit.bat」を編集すればよいだろう。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中